報告 連絡 相談の意味と実践方法
社会人になると、必ず必要なスキル報連相という言葉があります。
当たり前のことですが報連相ができない、やらないという人は意外と多く
筆者も苦手な部分ではあります。
今回は、報連相の意味とやり方についてまとめていこうと思います。
報告の意味
報告とは、仕事や業務内容に関して上司や責任者にしっかり周知させることです。
自身の業務の進捗具合や結果を共有することで次の業務の判断材料にもなため、
会社、組織として日々の業務を円滑にするために重要な役割を果たします。
連絡の意味
連絡は、自分が持っている情報を全員で共有するために必要なことです。
連絡の内容には事実に基づくことが前提であり、自身の見解・意見とは区別して報告するのが大事になります。連絡を共有していれば認識の違いなどによる小さなミスや対処に
役立つほか事前に問題の発生を予告したり問題の防止をするために重要な役割を持っています。
連絡を怠れば、情報の共有ができず些細な問題でも会社全体が混乱する恐れがあります。
相談の意味
相談とは、物事の判断を下す場合や、不明な点がある場合にアドバイスや意見を求めることで解決の糸口を得ることを言います。一人で悩んでいるだけではなかなか解決方法を見いだせず無駄に時間を使ってしまい、業務に支障をきたす恐れがあります。
自分で判断できないことは、相談するなどし周りと共有することで多方面からの解決策を見出すことが可能となります。
報連相の意味と重要性を理解したうえで、どのように実行すればいいのかを
ポイントをあげて説明していきます。
まず一つは、報連相の基本は6W2Hを意識することで簡潔に行うことができます。
Why(なぜ)?When(いつ)?Where(どこで)?Who(誰が)?Whome(誰に)?What(何を)?How much(いくらで)?
How long(どれくらいの期間)?
要点を簡潔にまとめて毎日報告するようにし、報告する習慣をつけることが
大切になります。
日ごろから6W2H意識することを心がけるのが良いでしょう。
二つ目は報告するタイミング!!
- 指示された内容が終わったとき。
- 今している作業の進捗具合の中間報告
- 仕事の進行について変更が必要な時
- 新しい情報が入ったとき
- 些細なミスでも報告するようにする
この5つは覚えておきましょう。
自分だけがわかっていても周りが知らなければ情報としては何の意味もありません。
業務に関する情報の変更が起きた場合は必ず報告するようにしましょう。
何でもかんでも報告することは情報の優位性が曖昧になり混乱を招くだけなので
報告は簡潔に正確なものを報告するように心がけましょう。
報連相の重要性をわかっていただけたでしょうか?
意味だけを理解しただけでは何の意味もありません。なぜそれを行うのかを理解することが重要になります。正しい報連相を身に着けてビジネスマンとして成長していきましょう。
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